こんにちは、茨城で創業融資、事業用資金融資をサポートしている行政書士兵藤貴夫です。
突然ですが、問題です。
ある経営者が経営上の重要な問題に直面したとき、次のふたつの選択肢があるとします。
- 左の道は破滅への道
- 誰が考えても得な右の道
普通は考えるまでもなく右の道を選択します。
ところがこの右の道を選択できない経営者がいます。
理由はさまざまなのでしょうが、多くは内面的なこだわり、例えば
- 過去のトラウマ
- 自分がやってきたことを自分で否定するように感じられる
などであると傍からは見えます。
では右の道を選択できない経営者は左の破滅への道を選択するのでしょうか?
実はそうなりません。
ではどうするのかと言うと、実は
なにもしない
つまりふたつの分かれ道の手前で、どちらも選択できないまま立ち止まっています。
当然立ち止まっている間にも事態は悪化していきます。
そして最後には破滅に至ります。
以前茨城県内の事業再生の案件に関わったとき、経営者のこういった姿を見て、この状態をある先輩の先生から
「思考停止状態」
という言葉で説明していただきました。
経営者にとって一番重要なのは心身ともに健康で健全であること
だとそのときから感じています。