こんにちは、茨城で創業融資、事業用資金融資をサポートしている行政書士兵藤貴夫です。
先日地元のラジオ局に事務所のCMを流す相談と、さらに番組枠を買い取る相談のために伺ってきました。
以前から考えていたのですが、ついつい日常の忙しさにかまけて、さらに全く畑違いの世界に足を踏み入れるのが億劫で、延び延びになっていました。
同じ全く未知の世界に触れるのでも、起業者の方にお会いしてその業界の話をお聞きしたりするのは非常に楽しみだったりするので不思議なものです。
(ちなみに1時間あまりスタジオでお話をうかがいましたが、非常に面白く勉強になるお話でした)
そんなとき、先日小規模事業者持続化補助金のブログ記事を書いている最中に
「この補助金、自分の事務所のラジオCMに使えないか?」
と思いつきました。
お客様にはこの補助金をさんざん勧めるくせに、そんなこと自分で最初に気づいても良さそうなのですが、やはり
「自分のことはわからない」
ということなのでしょう。
もちろん、単純に
「CM流します、補助金下さい」
では採択される確率は低いでしょうし、面白くも何ともないので、そこにどれだけオリジナリティと創意工夫を盛り込めるかが勝負です。
まだ申請するかどうか決めかねているのですが、思うのは実はこれが「補助金のメリットのひとつ」じゃないかということ。
「アイデアはあるし、実現するといいことも十分にあるけど、何となく後回しになっている」
そんな案件を実現するために
「尻を蹴飛ばしてくれる」
のが「小規模事業者持続化補助金」であり「革新的ものづくり・商業・サービス開発支援補助金」ではないかと思うのです。
そういう意味ではやはり最初に「アイデアありき」ですが。
噂では、特定の業界に自社製品を売り込むために、自社の設備やサービスを導入するとどんなメリットがあるかを並べ立てたテンプレートを用意しておいて、ほとんど名前だけ変えてお客様に申請させる業者もいるとか。
初期の申請では通用したかもしれませんが、現在は真っ先にふるい落とされるようです。
以前自分がお手伝いして採択された持続化補助金の申請書を思い出しても、やはり
「アイデアの独自性と事業に対するアグレッシブさ」
それがあって初めて、審査員を納得させる申請書ができると思うわけです。
(独自のアイデアとアグレッシブさあっても、申請書にまとめるのは無理だと思う場合には、素直に近くの信頼できる専門家に相談しましょう)