こんにちは、茨城で起業者支援をしている行政書士兵藤貴夫です。
以前も書きましたが、自分は「赤沼創経塾」という起業者・事業主の資金調達関連の勉強会に参加しています。
そこで最初に習ったとき、意外でそしてすぐに納得したことがあります。
起業が成功するかどうかの重要な条件として
「家族の賛同と協力が得られているか」
とありました。
これは言うまでもないことですが、その家族、特に同居している家族の協力が得られるかどうかが、その後の起業の成功に重要だということです。
特に結婚している場合、その配偶者の同意と協力が得られるかどうかは、究極に重要な問題です。
通常起業した後は、当分の間あわただしく、かつ多忙な時期が続きます。
当然、家庭内でも親兄弟や配偶者への協力を仰がなければならないことも多くあります。
ときには、無償の労働力として業務のサポートを頼むこともあるでしょう。
そしてかなりメンタルな問題なのですが、仕事に向かう自分を家族が気持ちよく送り出してくれるかどうかは仕事へのモチベーションに影響します。
それでなくても、起業では精神的にヘビーな状況になります。
よほど唯我独尊で強固な意志をもっている方以外、家の中でも外でもヘビーな状況が続くのは辛いでしょう。
「士は己を知る者のために死ぬ」
という言葉がありますが、家族が自分の事業について理解してくれているかどうか、そして応援してくれているかどうかは、起業の成功について重要な要件であることは間違いありません。