こんにちは、茨城で創業融資、事業用資金融資をサポートしている行政書士兵藤貴夫です。
この正月にテレビでアップルの創業者スティーブジョブズについて扱った表題の映画が放映されました。
最近になってやっとその録画を観たのですが、その感想です。
自分はアップルの製品はひとつも使っていませんし、別に信者というわけではないのですが、家族の使っているアップル製品を見て、いつもその人間の感性に訴えるような製品造りに感心しています。
また自分の周りにも
「iPhoneが一番」
という友人がいます。
映画ではアップル創業期からiMACの発売までが扱われていますが、この映画には起業者とは何なのか、そして起業には何が必要なのかが全て扱われているように思います。
曰く
「情熱」「信念」「夢」「プライド」「資金調達」「マーケティング」「社員の引っ張り方」
など。
そして
「失敗」「挫折」
です。
ジョブズが自分が経営者として招いたスカリーにアップルを追放されたのは有名な話ですが、この挫折があったからこそ、再びアップルに招かれたとき、その成功を為しえたと思えます。
最近思うのは、起業者にとっては
「致命的でない失敗はどんどんした方がいい」
と言うこと。
誰だって失敗はしたくないに決まっていますが、多くの成功した起業者が失敗と挫折を経験しているのも事実です。
重要なことは
「真剣に成功を目指したが失敗した」
という経験であり、その経験からどれだけ学べるかはないかと考えています。
パーソナルコンピュータの黎明期から関わってきた自分にとって、当時のアップルⅡは憧れのまとでした。
PCが夢の塊に思えたあの時代を懐かしく思い出しながら、映画を見終わりました。