茨城県における日本公庫の被災地特例利率がこの3月で終了するという情報があります。 融資をお考えの方は、お急ぎ下さい! |
こんにちは、茨城で創業融資、事業用資金融資をサポートしている行政書士兵藤貴夫です。
先日、お客様と一緒に銀行の融資責任者とお会いする機会がありました。
最後に「事業性評価」について話を振ってみたのですが、渋い顔をされました。
以前も銀行の方に同じ話題を振ってみたことがあるのですが、やはり同じような反応をされました。
ならばそっとしておくのが優しさのように思いますが、つい聞いてしまいます(性格が悪い?)
やはり銀行の、特に融資の担当には負担は大きいということでした。
また同じ銀行内でも、部署によって相当温度差と認識の差があるということ。
「今までは、決算書のような定量性評価で良かったものが突然『経営者の人間性を見ろ』と言われても」
とその融資責任者は言っていましたが、
「でもやらないと未来がない」
と言うことで、相当とまどいと危機感を感じさせました。
話は変わりますが、最近AIについて調べ始めています。
ちょっと思いついたのですが、この事業性評価を
「深層学習させたAIにやらせる」
と言うのはどうでしょう?
- 決算書の数字
- 業界を取り巻く状況
- 従業員数や営業年数
- 取引先
- 経営者の個人データと面談をしたさいのその表情の変化
などをAIに読み取らせて、その将来性を評価するわけです。
現在のAIはもう完全に
「なぜその答が出たのか人間にはわからない」
というレベルにまで達しています。
これはつまり、銀行の融資担当者が、たとえ自分が担当した融資が回収できなくなったとしても
「AIの判断に従いました。AIが悪い」
と上司に言えるという素晴らしい?効果があります。
また融資が否決されたとしても経営者に
「いやぁ、AIの承諾がでなかったので」
という言い訳もできます。
結構まじめに考えていたりします。