こんにちは、茨城で創業融資、事業用資金融資をサポートしている行政書士兵藤貴夫です。
日本政策金融公庫の創業計画書で4番目に聞かれているのは
「取引先・取引関係等」
であり、
「販売先」「仕入先」「外注先」
に分かれています。
当然ですが起業に際して最初から販売先が見込めるのだったら、それは事業の継続に大きなポイントです。
当然創業計画書でも強調すべき部分です。
逆に言って、この「販売先」を最初から確保できるのだったら、他の問題はほとんど解決できると言っても過言ではありません。
「父親の事業で昔取引があった先に頼む」
「自分が昔経営していた店に来てくれていた経営者に頼んでみる」
「自分が勤務していた店の常連に案内を出す」
「店舗を居抜きで購入して、常連の顧客をそのままひきつぐ」
などは、大きなアピールポイントでしょう。
業界で働きながら起業するタイミングを見ている方は多いと思いますが、基本的な接客方法を習得するだけでなく、いつでも開業の連絡ができるようにお客様を大事にしなければなりません。
またその勤務先がどうやって集客しているのか、その方法も確認しましょう。
「なぜこの店にお客がつくのか」
も自分なりに分析します。
そういう意味では、営業を任されて、自分の力で集客した経験のある方は強いと思っています。
集客は多くの起業した方が悩む部分であり、また業界の経験がある場合とない場合で結果が大きく違ってくる部分だと考えています。