情熱は最高の営業ツールである

こんにちは、茨城県で創業融資、事業用資金融資をサポートしている行政書士兵藤貴夫です。

自分の場合、建設業許可などの許認可の申請でも、創業融資や事業の融資でも自分のモチベーションが上がるケースと上がらないケースがあります。

平たく言えば

「一生懸命にやる場合とそうでない場合」

があるということです。

仕事として請け負う以上、よくないと思うのですが、どうしてもその温度差ができてしまいます(誤解されるのが不安なので言っておきますが、もちろんどんな場合でもきちんと結果は出します)

なぜなのかと考えると、結局お客様の熱意がこちらに伝わってくるかどうかが関係しています。

人間である以上、これはやむを得ないかと思っていますが、どうしても応援したくなる相手というのは存在して、そういう方には損得抜きで行動したりします。

「なくてもいいけど、建設業許可が取れそうだから」

とか

「会社もやめて、やることもないから、退職金を使って起業しようと思って」

などというお客様が現実にいらっしゃるのですが、モチベーションが上がりません。

結局この伝わってくる事業主のその事業に掛ける熱量の差だと感じます。

さらに同じ起業者でも起業したあと、うまくいくタイプとそうでないタイプがいますが、その理由のひとつに、

「周りの友人、親せき、家族、さらにはお客様がが勝手に本人の応援団になりたがる」

というケースがあります。

これはその事業主の性格が関係してきたりするので、意識してやろうとしてもうまくいかないでしょう。

余談ですが、よく

「成功した起業者にそのノウハウを聞くセミナー」

がありますが、往々にしてうのみにできません。

「誰もがやっていることを実行していたらお客様がついた」

という話だったりするのですが、自分が見るところ、その登壇者は「応援したくなるタイプ」だったりします。

性格は簡単に変えられませんが、事業に情熱を持つことは誰でもできるはずです。

結局その熱意を周りやお客様に伝えていくことが重要なのだと考えています。