「習うは一生」というけれど

日ごろ起業や事業についてのご相談を受けていて感じることが多いのは

「何をしたらいいのかわからない」

起業者や事業主が多いということです。

会社勤めからすれば

「自分のやりたいことをやりたいから、起業したんだろう。何を言っている?」

と思うのでしょうが、現実に途方に暮れている方がいます。

これは

「起業前、現在の仕事でそこそこ収入があって困っているわけではないが、それでも夢を追いかけたいというタイプ」

と、

「起業はしたものの、現在そこそこの売り上げがあって、食うに困っているほどではないが、この先どうすればいいのかわからないタイプ」

などがあります。

こういう場合に自分がお勧めしているのは、

  • 本を読む
  • 人に会う
  • 誰かのセミナーに参加してみる
  • 同業他社を研究してみる

などです。

自分が煮詰まっていると思えるときには、新しい知識を得て自分に刺激を与え続けていないと気持ちを新鮮に保てません。

そして重要なことは、何かを学んだらそれをもとに行動に移すことです。

行動を伴わない現状の改善というのはあり得ないわけで、何かを学んだだけで満足してしまうタイプに成功はあり得ません。

お会いした起業者で、事業を伸ばすことできるケースとそうでない場合の差というのは、いくつも思いつくのですが、ひとつにはよく学んでいる、業界について研究しているということです。

そして決断力と行動力があります。

結局頭の中でぐるぐる考えてばかりで、先に進んでいないと感じる方は、まず目の前にある学びのチャンスを手に取ってみることをお勧めします。