こんにちは、茨城で創業融資、事業用資金融資をサポートしている行政書士兵藤貴夫です。
先週また所属している資金調達の勉強会に参加してきました。
講師は株式会社福田総合研究所の代表取締役福田徹先生です。
テーマは「IPO」についてです。
IPO、つまり株式上場は
「究極の資金調達」
と言われますが、その実態については多くの方が知らないのが現実ではないかと思います。
そういう私自身も自分に関係のない話だと思って、ほとんど知識がありませんでした。
実際、おつきあいのある事業主の方から
「実は株式上場を目指しているんだ」
という相談を頂いたこともありませんし、私自身
「株式の公開を目指しましょう」
と言ったこともありません。
言ったら一笑に付されると思っていました。
しかし、福田先生の講義を拝聴して
「もっと多くの中小企業が将来の夢として株式上場を目指してもいいのではないか」
と思えるようになりました。
実際に大きな将来性はあるが、売上自体は7億~10億くらいしかない中小企業が上場しているケースがあると言うことです。
もちろん、IPOには多くの労力と多くの時間が必要です。
しかし株式上場することで、資金調達の他に、役員、従業員のモチベーション、人材確保の有利性など得られるメリットは数多くあります。
以前、有名な高校野球の監督の言葉で
「全ての高校球児は甲子園を目指さなければならない」
という言葉がありました。
その意味するところは
「実際に甲子園に行けなかったとしても、それでも真剣に甲子園を目指すことで得られるものが多くある」
と言ったことだったと思います。
同じ意味合いでもっと多くの中小企業がIPO、株式上場を目指してもいいのじゃないかと感じています。