こんにちは、茨城で創業融資、事業用資金融資をサポートしている行政書士兵藤貴夫です。
今回は自分の事業経営の上での体験を踏まえて考えたことを書きます。
言うまでもないですが、事業を行っていると、日々悩みの連続です。
あたりまえです。
資金繰り、集客、売り上げ、クレーム対応、スケジュール管理、従業員福祉・・・
挙げていけばいくらでも出てきます。
考えなければならないこと、決定しなければならないことが朝起きたときから夜布団に入った後も、思考のほとんどを占めていたりします。
いわば自分が持っている体力と知力、自分が生きてきた全てを掛けて闘っているわけです。
だからこそ、自分の決断があたって、事業がうまくいったときの喜びもひとしおであるわけですが。
これは当然人間にとって健全な状態ではありません。
24時間常に自分を緊張状態においているわけです。
そしておそらく人間というのは
「常に同じことを考えているようにはできていない」
動物なのだろうと考えています。
この不自然な状態を長く続ければ、だんだんと精神のバランスを崩してきます。
代表的なのはうつ病でしょう。
「まじめな人ほどうつ病になりやすい」
というのが定説ですが、こういうことなのだと思います。
先週末から昨日まで5年ぶりに北海道に行ってきたのですが、その自然の中であるきっかけからいきなり自分のストレスが完全に霧消するという体験をしました。
もう何年も当たり前になっていて、自分がどれだけストレスを抱えていたかも感じられないくらいだったとその時に初めて気がついた次第です。
そして、そのときに経営という大きなストレスを抱えている事業主は、それと同じくらいのストレスを発散できるなにかを持つべきだと痛感しました。
人によってはそれがスポーツであったり、晩酌であったり、趣味だったり、女性のいる夜の酒場だったりするのでしょうが、創業希望者で何も思い当たらない人は、何かを見つけてから起業されることをお勧めします。
ちなみに自分は女性のいる夜の酒場はだめです。
かえってストレスがたまったりします(笑)