こんにちは、茨城で創業融資、事業用資金融資をサポートしている行政書士兵藤貴夫です。
以前のコンサルティングで何回か
「じつはカードローンから借りている」
というお話をされたことがあります。
「なぜ高利のカードローンから借りたのか」
とお聞きすると
「手軽なのでつい」
という返答はわかるのですが、
「創業したばかりで、貸してくれる金融機関があるとは思わなかった」
という返答には
「まだまだ創業融資に対しての世間の認知度は低い」
と思わざるを得ませんでした。
カードローンというものは大雑把にしか理解していなかったのですが、今回調べて以下のようなものだとわかりました。
- 個人向けの少額融資
- 無担保である
- 限度額が設定されていて、基本的にその金額内なら何度でも借りられる
- 資金使途は自由
- 借りるときは一括だが、返済は基本的に分割(あるいはリボ払い)
- 期限前の返済も可能
- 審査が早い
- 他の銀行や日本公庫に較べると高利
最後の「高利」という点ですが、あるご相談者の方はおよそ10%くらいの利息を支払っていました。
利息だけで年間数十万です。
またある金融機関の担当者は
「銀行はカードローンを利用していると融資のハードルが上がる」
と教えてくれました。
このふたつから、創業時の利用はそれでなくてもきびしい資金繰りをさらにきびしくする可能性があります。
当初から日本公庫の創業融資などを利用していれば、かなり話が違ってくることが多いでしょう。
ちなみに当事務所ではカードローンを利用していた創業者の融資もお手伝いことがあります。
利息に苦しんでいる事業主のかたは一度ご連絡いただければと思います。