女性起業家

こんにちは、茨城で創業融資、事業用資金融資をサポートしている行政書士兵藤貴夫です。

日本政策金融公庫のデータによると女性の起業、シニアの方の起業が増えているようです。

これらの起業についてはいろいろなケースがあるのでしょうが、生活の掛かった崖っぷちの起業というケースは少なくて、多くは

  • 生き甲斐
  • 趣味の延長
  • 特技や経験を生かしたい
  • 小遣い稼ぎ

などが多いと予想できます。

しかし、社会経済的な意味として重要なのはこれらの方々は当然、それまでは就労人口の中には入っていなかったと言うことです。

当然ですが、これらの起業者が誰かを雇用すると言うこともあり得なかったわけです。

それらの方が起業すると言うことは、日本の失業率の改善に貢献するという意味があります。

さらに当然ですが、創業すると言うことはまず支出を伴いますし、収益を上げればそれはさらなる支出となり、経済を循環させる効果が期待できます。

今後さらに日本は少子高齢化が進みますが、その大きなデメリットのひとつは「消費人口の減少」です。

労働力はロボットの普及で何とかなるかも知れません。

しかし、消費人口が増えると言うことは、経済にとって大きな意味を持っています。

それまで生活のため、娯楽のための支出しかなかった女性、若者、シニアの方々が事業を興して、雇用を創出し、大きな収入と支出を生み出し、経済を活性化させる、これには大きな意味があります。