こんにちは、茨城で創業融資、事業用資金融資をサポートしている行政書士兵藤貴夫です。
昨日は東京の建設業者で以前から経営相談に乗っている若き3代目社長とランチをしました。
父親の跡を継いで社長に就任したのですが、非常に意欲的で勉強熱心です。
こういう経営者は自然と応援していきたい気持ちになります。
以前から多くの場合2代目3代目の経営者と創業経営者とは
「同じ経営者という名前がついていても別の人種」
だと考えていました。
もちろん創業者には創業者の喜びも苦しみもあるし、継承者には継承者の喜びも苦しみもあります。
その苦労や喜びの多くはかなり違っており、当然感じることや考えることもだいぶ違います。
しかし、たまにこの3代目社長のように
「この人は自分で起業しても成功しただろう」
と思わせる経営者がいます。
2代目、3代目の経営者となると、どうしても創業者と比較されるケースが多いでしょう。
最初から「銀の匙」をくわえた者として、やっかまれることもあるでしょう。
しかしそう言った劣等感をはねのけられるかどうかは、ひとつはいざとなったら創業者と同じように
「自分で起業できるだけの気力や行動力を持てるかどうか」
に掛かっているのではないかと考えています。
「気概と目的意識を持って組織の約束されたトップの座に安穏とあぐらをかかずに、常に危機意識を持って自分が思う方向に進むためにもがいている」
そういう経営者は、話をしていても面白いし、応援していきたいと思わせます。