こんにちは、茨城で創業融資、事業用資金融資をサポートしている行政書士兵藤貴夫です。
先日自分が創業融資のお手伝いした方から
「無事に振り込まれました!」
という連絡を頂きました。
やはり嬉しいですね。
この方の場合、自己資金は十分にあったのですが、贈与によって得た資金だったため
「日本公庫はどう評価するか」
というのがひとつのポイントでした。
そのせいかどうかわかりませんが、ちょっと満額とはいきませんでしたが、それでも開業には十分な金額となりました。
本当に良かったと思います。
自己資金と言えばいつも思うのは、なぜ皆さん、開業用の資金を手元に置きたがるのでしょうか?
問い合わせのお電話をいただくと、以下のような会話がデジャビューのように繰り返されます。
私 「自己資金はありますか?」
お客様「給与を毎月こつこつ貯めて〇〇〇万円ほどあります」
私 「素晴らしい。ではそれは給与の振り込まれる口座にあるのですね?」
お客様「いいえ。振り込まれる度に下ろして手元に置いてあります」
私 「・・・」
基本的に日本公庫は現金で持っている自己資金を信用しません。
それは出所が給与なのか、贈与なのか、借金なのか判断できないからです。
最近心配しているのは、この低金利でますますこの「手元に置いておく」傾向が強くなるのではないかということです。
しばらく前になりますが、マイナンバー導入+マイナス金利の影響で、
タンス預金用金庫が売上大幅増
という記事も見ました。
起業希望者の皆様にはまずこの
「自己資金の貯め方」
から知って頂く必要があるのではないかと最近思っています。